最終更新日:2014年12月27日 作成日:2007年12月27日 | コメント(0)

宮本武蔵ゆかりの旧田住邸跡(兵庫県佐用郡)

兵庫県佐用郡にある「宮本武蔵ゆかりの旧田住邸跡」
宮本武蔵ゆかりの旧田住邸跡

宮本武蔵ゆかりの旧田住邸跡の説明文

宮本武蔵ゆかりの旧田住邸跡(現 俊藤邸)

田住家は利神城を退いて帰農した豪家で、江戸時代を通じて、大庄屋、代官を勤めました。宮本武蔵の母が大原平田家から平福へ帰り再嫁したことから、幼少時の武蔵は当家で養育されたと伝えられ、田住系図には達磨図を描き今に伝えると記されています。
江戸時代の田住邸は、北新町に所在していましたが、明治時代初期当地に移り田住邸となったものです。本邸は、元本陣神吉氏の下屋敷として、本陣別邸であったと考えられています。
付属の庭園が造られた時期は、時代背景や作庭の手法などから江戸時代初期と考えられています。
特徴としては、書院からの鑑賞を主眼とした、地泉鑑賞式庭園(ちせんかんしょうしきていえん)となっています。南東部に枯瀧(かれたき)を配して重点的石組みを形成し、中央出島を蓬莱山(ほうらいさん)として、橋は石橋を二橋、木橋を人橋架け、出島を配するという構成です。比較的立石の多い石組みで、見応えのある豪壮な庭園です。
(参考 八七年 西 桂氏 調査報告書ほか)

場所

道の駅「宿場町ひらふく」から歩いてすぐ。
もしくは、智頭急行 平福駅からも歩いてすぐ。

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