2025年8月 9日 16:36

2025年7月9日撮影
2025年7月9日・10日、東京・文京区向丘にある光源寺(駒込大観音)で、夏の恒例行事「ほおずき千成り市(四万六千日)」が開催されました。
境内や参道にほおずきの鉢が並び、屋台グルメや音楽ステージなど、地域の賑わいと夏の情緒を楽しめる人気イベントです。
2025年度 光源寺・駒込大観音 ほおずき千成り市(四万六千日)2025年7月9日・10日|文京区の夏の風物詩(東京都文京区)の続きを読む
2025年8月 9日 15:26

2009年6月27日撮影
東京・文京区千駄木にある文京区指定有形文化財「銅造地蔵菩薩立像(どうぞうじぞうぼさつりゅうぞう)」は、高さ2.33メートルを誇る堂々とした銅製の地蔵尊です。江戸時代・元禄4年(1691)に建立され、「東都六地蔵」の第二番・宝珠地蔵として広く知られてきました。
この像は、もともと浄土宗・専念寺(せんねんじ)の境内に安置されていました。専念寺は神田に創建されたのち、天和4年(1684)に現在の千駄木へ移転し、本堂や鐘楼、山門を備えた立派な伽藍(がらん:本堂・山門・鐘楼など寺院の主要建物群)を構えていました。
しかし、昭和20年(1945)の東京大空襲による戦災で伽藍はすべて焼失し、再建されることなく廃寺となります。現在は寺院の建物はなく、かつての境内地にこの地蔵尊だけが残され、地域の人々や訪れる参拝者を静かに見守っています。案内板や文化財指定名には、当時の寺名「専念寺」が今も記されています。
銅造地蔵菩薩立像の情報
- 名称:銅造地蔵菩薩立像(どうぞうじぞうぼさつりゅうぞう)
- 住所:東京都文京区千駄木1-22-24
- アクセス:東京メトロ千代田線「千駄木駅」徒歩約7分/東京メトロ南北線「本駒込駅」徒歩約8分/都営三田線「白山駅」徒歩約11分
- 文化財指定:文京区指定有形文化財(平成25年3月1日指定)
銅造地蔵菩薩立像|文京区千駄木・専念寺に残る江戸時代の宝珠地蔵の続きを読む