最終更新日:2014年12月27日 作成日:2007年9月16日 | コメント(0)

ハリー・ポッターと賢者の石 ― オリジナル・サウンドトラック

映画「ハリー・ポッターと賢者の石」のサウンド・トラック

ハリー・ポッターと賢者の石 ― オリジナル・サウンドトラックの説明文

J.K.ローリングの驚異的ベストセラー『ハリー・ポッターと賢者の石』に、ジョン・ウイリアムスが見事に音楽をつけた。あのマジカルで、スリルと興奮に満ちた不思議な世界を今すぐにでも体験できるサウンドトラックだ。
ウィリアムスは通常、映画音楽を作るときは原作には頼らないようにしている。しかし今回は、J.K.ローリングのハリー・ポッター第1作から大いに創作意欲を刺激され、全体の核となるぴったりのモチーフ(<19>にはっきりと表れている)を作り出したといわれている。それは、はじめはチェレスタ(鐘のような音を出すピアノに似た楽器)による可憐なワルツのように聞こえるが、やがてそこに無数の心象風景や背景ムードを表現した音の装飾が美しくほどこされていく。特に、監督クリス・コロンブスの作り出す暗いトーンにぴったりの不吉な感じの音が効果的によく使われている。明らかに、サン・サーンスとチャイコフスキー(他にも何人かいるのだが)風のメロディーを幻想的にアレンジしたような印象があるのは否めないが、映画のすばらしいハイライトシーンで息つく暇もないほどの緊張感を盛り上げる<10>はウィリアムスの代表的な一曲となるであろう。

あちらこちらでウィリアムス自身の作品からの盗用(当然それは『フック』や『スターウォーズ』のテーマからの変形ということになるわけだが)の跡が見うけられるが、それでもなお『ハリー・ポッター』のミステリアスでマジカルな世界を文句なくあざやかに描き出している。(Jeff Shannon, Amazon.com)

「ハリー・ポッターと賢者の石」の映画もみてるので映像とマッチします。
音楽もかなりの壮大な曲です。
「ハリー・ポッターと賢者の石」を見ていない方でも楽しめるサウンドトラックです。

収録曲

プロローグ / PROLOGUE
ハリーの不思議な世界 / HARRY'S WONDROUS WORLD
ベイビー・ハリーの到着 / THE ARRIVAL OF BABY HARRY
動物園への訪問 & ホグワーツからの手紙 / VISIT TO THE ZOO AND LETTERS FROM HOGWARTS
ダイアゴン横丁とグリンゴッツ銀行 / DIAGON ALLEY AND THE GRINGOTTS VAULT
9と3/4番線とホグワーツへの旅 / PLATFORM NINE-AND-THREE QUARTERS AND THE JOURNEY TO HOGWARTS
大広間への入場とバンケット / ENTRY INTO THE GREAT HALL AND THE BANQUET
Mr.ロングボトム・フライズ / MR. LONGBOTTOM FLIES
"ホグワーツよ永遠に!"& 動く階段 / HOGWARTS FOREVER! AND THE MOVING STAIRS
ノルウェー・リッジバックと季節の変わり目 / THE NORWEGIAN RIDGEBACK AND A CHANGE OF SEASON
クィディッチ・マッチ / THE QUIDDITCH MATCH
ホグワーツのクリスマス / CHRISTMAS AT HOGWARTS
透明マントと図書館のシーン / THE INVISIBILITY CLOAK AND THE LIBRARY SCENE
フラッフィーのハープ / FLUFFY'S HARP
悪魔の罠と羽のついた鍵 / IN THE DEVIL'S SNARE AND THE FLYING KEYS
チェス・ゲーム / THE CHESS GAME
ヴォルデモートの素顔 / THE FACE OF VOLDEMORT
ホグワーツを離れる / LEAVING HOGWARTS
ヘドウィグのテーマ / HEDWIG'S THEME

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