?> 最終更新日: 更新日: 2025年10月19日 作成日:2018年8月14日
霊雲寺(れいうんじ)|将軍家の祈願所として開かれた湯島の古刹(文京区湯島 湯島駅)

2025年10月18日撮影
霊雲寺は、東京・文京区湯島にある真言宗の古刹。将軍家の国家安泰祈願所として整えられ、覚彦浄厳(じょうごん, 1639-1702)を開山として元禄4年(1691)に創建されました。五代将軍・徳川綱吉の庇護のもとで寺勢をのばし、寺内には学寮(教育機関)も置かれた「学びの寺」としての側面も持ちます。
寺名の由来は、雲がたなびくように法が広がる願いを込めた「霊雲」の語が寺名になり、江戸の教化・学問に根ざす寺格を今に伝えます。
- 山号・院号・寺号:宝林山 大悲心院 霊雲寺(れいうんじ)
- 札所:御府内八十八箇所 第28番
- 所在地:東京都文京区湯島2-21-6
- 最寄り:千代田線「湯島駅」徒歩8分、丸ノ内線/大江戸線「本郷三丁目駅」徒歩8分、JR「御茶ノ水駅」徒歩10分
歴史のながれ

2025年10月18日撮影
- 1691年(元禄4):覚彦浄厳が湯島に開創。江戸の名刹として整備が進み、将軍家の祈願所に。
- 1694年(元禄7):関東一円の真言系寺院の学問・修行の拠点となり、学寮(講義・研究の場)を備えた体制が確立。
- 近代以降:関東大震災(1923)と戦災で伽藍を焼失。現在の本堂は1976年(昭和51)再建。

2025年10月18日撮影

2025年10月18日撮影
御朱印・授与所

2025年10月18日撮影

2025年10月18日撮影
最近は、御朱印の受付時間や場所は入口にご案内が設置されてます。
曜日によって場所が異なるのでご注意ください。2枚目の写真が金・土・日・月の場所となります。
霊雲寺の桜

2018年3月25日撮影

2018年3月25日撮影
霊雲寺の桜は立派なので、桜の季節に訪れるのもおすすめです。
霊雲寺(れいうんじ)の場所