最終更新日: 更新日: 2025年7月21日 作成日:2025年7月21日

中田屋の草だんご|国産生よもぎ100%の香り豊かな名物団子(西新井大師参道)

2025年7月19日撮影

西新井大師 總持寺の参道沿いにある老舗和菓子店「中田屋」は、草だんごの名店として長年にわたり多くの参拝客や地元の方々に親しまれています
創業は文化2年(1805年)とされ、200年以上の歴史を持つ伝統店です。中田屋の特徴は、国産の生よもぎを100%使用している点。よもぎの香りが豊かで、素朴ながらも深い味わいが魅力です。
店頭では試食も可能なので、味を確かめてから購入できるのも嬉しいポイントです。

店舗情報

  • 店名:中田屋
  • 住所:東京都足立区西新井1-5−12
  • 営業時間:10:00~17:00頃(売り切れ次第終了)
  • 定休日:木曜日
  • アクセス:東武大師線「大師前駅」より徒歩約1分(西新井大師参道沿い)

中田屋の草だんごには、風味の異なる3種類の餡「こしあん」「つぶあん」「しおあん」が用意されており、好みに合わせて選べます。パッケージは20個入りと30個入りがあり、今回は20個入りを購入しました。

パッケージと原材料

2025年7月19日撮影

2025年7月19日撮影

パッケージの裏面には以下の原材料が記載されていました:
上新粉(国産)、砂糖、よもぎ、小豆/トレハロース、酵素(小無地、大豆由来)
消費期限は購入当日限り。生菓子のため、涼しい場所で保存し、できるだけ早めにいただくことが推奨されています。

草だんごを開封してみました

2025年7月19日撮影

2025年7月19日撮影

整然と詰められた草だんごからは、店の丁寧な仕事ぶりと美しさが伝わってきます。保存料を使っていないため日持ちはしませんが、それこそが"できたて"の贅沢さを物語っています。ご家庭用としてはもちろん、手土産としても喜ばれる一品です。

2025年7月19日撮影

あんは「しおあん」を選びました。ほんのり塩気のある餡が、よもぎの豊かな香りと相まって、甘さを引き立てながらも後味はすっきり。絶妙なバランスで、思わずパクパクと手が進んでしまう美味しさです。

中田屋と清水屋との食べ比べ

2025年7月19日撮影

同じ西新井大師の参道沿いには、創業元禄2年(1689年)の「清水屋」という、もう一軒の草だんごの名店があります。清水屋は乾燥よもぎ(青森県産)を使用しているのに対し、中田屋は国産の生よもぎを100%使用しており、それぞれ香りや風味に違いがあります。

写真左側が「中田屋」、右側が「清水屋」の草だんご。中田屋の方が色が薄く、よもぎの味が濃くや餡の仕立ての違いを見た目からも感じることができます。食べ比べることで、より一層その違いを楽しめるでしょう。

中田屋の場所

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