最終更新日: 更新日: 2025年7月21日 作成日:2025年7月21日

西新井大師 總持寺|関東三大師に数えられる厄除けの名刹(東京都足立区)

2025年7月19日撮影

東京都足立区にある「西新井大師 總持寺(そうじじ)」は、真言宗豊山派に属する名刹で、「関東三大師」の一つとして多くの人々に親しまれています。厄除け・開運のご利益があることで有名で、初詣や節分、お護摩祈願の時期には多くの参拝客で賑わいます。

境内には歴史あるお堂や仏像、静かな池や季節の花々が点在し、日常の喧騒から離れて心を落ち着けられる癒しの空間でもあります。

  • 西新井大師 總持寺(そうじじ)
  • 住所:東京都足立区西新井1-15-1
  • 特徴
    • 関東三大師のひとつで厄除け祈願の名所
    • お護摩や御朱印など真言宗ならではの体験ができる
    • 境内に数多くの仏像・霊場・由緒あるお堂が点在
    • 四季折々の花が咲く癒しの庭園や池も見どころ
  • アクセス:東武大師線「大師前駅」から徒歩約5分(西新井駅から1駅)

アクセス|西新井大師への行き方

2025年7月19日撮影

西新井大師へは、東武大師線「大師前駅」から徒歩すぐの場所にあります。大師前駅は、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の西新井駅で乗り換えて1駅です。
大師線の電車は10分に1本程度の間隔で運行しており、待ち時間もほとんどありません。短い距離ですが、アクセスはとても便利です。

2025年7月19日撮影

「大師前駅」に降り立つと、改札の上に大きな金剛力士像(仁王像)の幕が掲げられていて、思わず目を奪われます。
駅構内ながらも西新井大師の存在感が感じられるこの演出は、これから参拝へ向かう気持ちをぐっと高めてくれます。

この「大師前駅」は少し珍しい無人駅で、改札機や切符売り場が設置されておらず、そのまま乗降するスタイルになっています。
乗車時は西新井駅側で運賃を精算する仕組みなので、初めて訪れる方は少し戸惑うかもしれません。

2025年7月19日撮影

駅を出て少し歩くと、すぐに表参道が現れます。石畳の道に並ぶ門前の商店を眺めながら歩くと、まもなく西新井大師の壮麗な山門に到着。初めて訪れる方でも迷わずたどり着けるわかりやすさも、西新井大師の魅力のひとつです。

なお、帰りは大師前駅近くのバス停から北千住駅方面へのバスを利用しました。
北千住方面から来る場合や、電車の乗換が面倒な方にはバス利用もおすすめです。

お守り・お札授与所・厄除け祈願の受付

2025年7月19日撮影

境内に入るとすぐ目につくのが、お守りやお札の授与所。健康祈願や交通安全、学業成就、家内安全など、多様なご利益にあやかれるお守りが並んでいます。
厄除け祈願を希望される方は、こちらで祈願申込をすることができます。

本堂(大本堂)

2025年7月19日撮影

境内の中心に位置するのが、厄除けのご本尊・弘法大師(空海)を祀る「大本堂」です。堂々とした造りで、訪れる人を包み込むような大らかさを感じます。
堂内では毎日「お護摩」が行われ、参拝者が厄除けや開運を願って祈りを捧げています。

お護摩

2025年7月19日撮影

お護摩は、本堂の内部で護摩木を焚いて祈願を捧げる儀式です。炎と読経の中で願いを託す時間は、言葉では言い表せないほどの迫力と神聖さがあります。
訪れた日は、9時30分/11時00分/12時30分/14時00分/15時15分/16時30分の6回実施されていました。
お護摩中は撮影禁止でので注意しましょう。

今回は祈願の申込はしていませんでしたが、見学参加は自由とのことで、お護摩の様子を間近で体験することができました。
申込をしていなくても堂内で参列・拝観することができましたが、お護摩中は撮影禁止となっているため、静かに参加するよう心がけましょう。
祈願を申し込む場合は、授与所で願意や祈願料を記入・支払いし、護摩終了後に「お護摩札」が授与されます。

おみくじ

2025年7月19日撮影

本堂内には、おみくじも用意されています。運勢を占うだけでなく、旅の記念にもなるので、ぜひ引いてみてください。
吉凶にかかわらず、その言葉を大切に持ち帰ることで、良い導きにつながるかもしれません。

西新井大師 境内の見どころ一覧

境内の自然

本堂の近くには、池を中心とした自然豊かなエリアがあります。水面には鯉が泳ぎ、橋が架かる景観はどこか風情があり、参拝の合間にほっと一息つける場所となっています。

2025年7月19日撮影

2025年7月19日撮影

西新井大師 總持寺の地図

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