
不忍池辯天堂(上野・不忍池)|歴史・ご本尊・ご利益と年中行事ガイド
上野・不忍池の辯天堂をやさしく解説。創建の歴史や八臂辯才天のご利益、谷中七福神、巳成金大祭をはじめとする年中行事、開門時間やアクセスまで網羅。初めての参拝でも安心の参拝の流れも紹介。
?> 最終更新日: 更新日: 2025年8月24日 作成日:2024年9月14日
上野公園・不忍池の中央に建つ「不忍池辯天堂(弁天堂)」では、毎年9月に巳成金大祭(みなるかねたいさい)が行われます。
辯天堂のご本尊「八臂辯才天」の年に一度のご開帳日で、辯才天(辯財天)は音楽・芸能の守護として古来広く信仰され、また「財」の字を当てることから金運上昇・開運招福のご利益でも知られます。
2024年の巳成金大祭は2024年9月14日(土)、2025年は2025年9月21日(日)に行われます。
「巳(み)」は干支の蛇、「成」は十二直の「なる」、「金」は二十八宿の「金」にちなみ、「実が成り、金が成る」吉日とされています。
この日に金・銀・銭を紙に包んでおけば富むという故事に由来する大祭で、年に一度だけ本尊「八臂辯才天」がご開帳されます。
早朝は比較的ゆったり参拝しやすいとのことで、朝6時50分に不忍池辯天堂へ。
この時間帯でも堂前には多くの参拝者が並び、賑わいの中にも凛とした空気が漂っていました。右側のテント「小判・福財布授与口」では巳成金にちなむ授与品が用意され、堂内に入り、読経に耳を傾けて静かに祈念することができます。
※当日は5:00〜17:00開堂。早朝は比較的ゆったり参拝しやすいです。
※授与内容・頒布数・価格は年により変わる場合があります。
この時間帯はスムーズに参拝できました。
大祭当日は、小判のお守りや福財布など、巳成金ゆかりの授与が行われます。
巳成金小判と福財布を合わせて持つと良いとされているため、下記3点を拝受しました。
三連108念珠は各10体限定・1体20,000円(例年変動の可能性あり)。今回は見送りました。
特別御朱印(おみくじ付)は1,000円でした。巳成金の御朱印は紙のみの授与となり、おひとり5体までです。
巳の日限定の白蛇のお守り(1,000円)。金運を運ぶとされています。
小判を入れるのに使用しています。
チャック付きは小銭も入れられるため、普段使いの財布として活躍中です。お札はチャックなし側、小銭はチャック側に分けており、使い勝手も良好です。